iノード
Linux(UNIX)におけるディスクの管理で説明したように、iノードやデータ領域の中は、データが規則に従って整然と配置されているわけではなく、空いてる場所にバラバラに突っ込まれています。
では、ディスク上にバラバラに存在しているデータを、OSはどのように扱っているのでしょうか?
そのために、各ファイルの管理情報である「iノード」について見てみましょう。
iノードには、ファイル種別、ファイルサイズ、アクセス権、所有者情報などの、ファイルに関する情報(メタデータ)が格納されています。
さらに、ハードディスク上におけるデータの保存場所が格納されています。この保存場所にアクセスすることにより、ディスク上にバラバラに存在していることを気にすることなくデータにアクセス出来ます。