ファイル記述子を指定したリダイレクト

“>” や “<” の前にファイル記述子を指定することで、標準エラー出力リダイレクトすることが出来ます。デバッグのためにエラーを全部ファイルに出力したい時などに使います。

次の例では、エラーメッセージを fuga.log というファイルにリダイレクトしています:

$ cat /etc/shadow
cat: /etc/shadow: Permission denied

$ cat /etc/shadow 2>fuga.log
$ cat fuga.log
cat: /etc/shadow: Permission denied

標準エラー出力と標準出力の出力先を同じにしたい場合は、”2>&1″ と書きます。

$ cat /etc/shadow >fuga.log 2>&1 

標準エラー出力をパイプで繋ぐことも出来ます。

$ cat /etc/shadow 2>&1 | grep foobar

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